極洋、新体制は増収増益 水産商事好調がけん引

缶詰 決算 2016.11.11 11441号 06面
今井賢司社長

今井賢司社長

 極洋が4日に発表した17年3月期第2四半期連結決算は、水産商事と鰹・鮪の両事業が伸長したほか、水産商事と冷凍食品の収支が改善、増収増益(営業利益ベース)で折り返した。為替差損の影響などで経常利益は減益となったが、冷蔵運搬船事業の整理を行い、所有船舶の売却益などで四半期純利益は増益となった。同社では上半期、6月から多田久樹前社長に代わり、今井賢司社長がトップに就任。同日の決算説明会で今井社長は「事業構造の転換を果たし、時代のニーズに対応する力をこれまで以上にスピード感を持って

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 極洋