J-オイルミルズ・25年3月期 純利益・配当で過去最高の水準

食用油 決算 2025.05.30 12940号 02面

 J-オイルミルズの25年3月期連結決算は、20年以降の原料価格高騰に引き続き直面したが、構造改革や経営基盤の強化をスピード化で果たし、当期純利益・配当で過去最高水準を記録した(本紙既報)。業務用汎用(はんよう)油や大豆ミールの販売価格下落や家庭用マーガリンの撤退などで減収となったが、価格適正化や高付加価値品の拡充を着実に果たし、利益面では高水準での増益を果たし、23年度の大幅回復を軌道に乗せた。
 油脂事業は家庭用は節約志向や外食回帰で需要減が見られ

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