北海道特集2024

北海道特集:道内有力スーパー8社春需商戦動向 単価アップで売上げ確保

小売 2024.05.25 12760号 17面
春需商戦を迎えた札幌市内のスーパー

春需商戦を迎えた札幌市内のスーパー

スーパー各社はポイント還元や値頃感を前面に打ち出し集客を図る(写真は札幌近郊のスーパー)

スーパー各社はポイント還元や値頃感を前面に打ち出し集客を図る(写真は札幌近郊のスーパー)

惣菜は好調に推移した。8社平均の惣菜の売上高増減率は4月に前年比1.5%増(写真は札幌市内のスーパー)

惣菜は好調に推移した。8社平均の惣菜の売上高増減率は4月に前年比1.5%増(写真は札幌市内のスーパー)

5月販売予測の客単価は6社平均で2610円(写真は札幌市内のスーパー)

5月販売予測の客単価は6社平均で2610円(写真は札幌市内のスーパー)

道内主要スーパー8社 4~5月販売動向・予測と商品ジャンル別動向(前年同月比)

道内主要スーパー8社 4~5月販売動向・予測と商品ジャンル別動向(前年同月比)

 ◇北海道支局独自調査
 ◆客数横ばい買上点数減 節約・生活防衛意識強まる
 長引く円安や人手不足、原材料価格高騰を受け、物価の高止まり傾向が続いている。食料品の値上げに加えて、新型コロナに対する医療費の公費支援終了、年齢や収入に応じた高齢者の各種保険料引き上げ、宅配大手の配送料値上げなど、4月から暮らしに関わる制度や環境も変わった。5月以降も電気・ガス料金が政府補助金の減額に伴い上昇するほか、円安や人件費高騰、物流費のコストアップと飲食料品への値上げ圧力は高まって、家計への

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら