食品ニューテクノロジー研究会講演:東京大学大学院・伊原さよ子助教

 ●「嗅覚受容体研究~基礎研究から匂い知覚予測への活用へ~」 東京大学大学院農学生命科学研究科 助教 伊原さよ子氏
 嗅覚は私たちが食を味わい、楽しむ上で欠かせない感覚の一つである。新型コロナウイルス感染の初期症状としての嗅覚障害が問題になり、くしくも嗅覚の重要性が再認識されているように鼻をつまんで食事をしてもちっともおいしくない。講演では匂いを感じる仕組みを、匂い受容の起点となる嗅覚受容体に焦点を当て、研究手法や学術的データを交えて概説した。

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