食品ニューテクノロジー研究会講演:東京海洋大学・高橋肇教授

食品の腐敗を抑えるために必要なこと

食品の腐敗を抑えるために必要なこと

 ●「賞味期限の延長に必要な微生物制御の基礎知識」東京海洋大学 学術研究院食品生産科学部門・高橋肇教授
 食品に細菌や酵母、カビが存在しなければ、たいていの場合、腐敗を引き起こすことはない。これら微生物による腐敗を防止するには、混入させないようにするか、増殖を抑制する必要がある。食中毒予防の3原則に「つけない、増やさない、やっつける」とあるが、基本的に腐敗防止も同じである。現実問題として、食品の原材料には多くの微生物が付着しており、「つけない」ができな

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら