長野・山梨地区夏季特集
長野・山梨地区夏季特集:信州味噌・醤油=独自性・地域密着で大手に対抗
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◆長野・山梨地区夏季特集:晴れぬ市場、漂う停滞ムード
特集 総合 2019.08.21長引いた梅雨から一転、厳しい残暑が続く長野、山梨両県。初夏の天候不順が夏場の季節需要の立ち上がりに響き、熱気は地域の食品市場に及んでいない。地域が誇る豊富な果実・野菜も、日照不足の影響などで生育に遅れが出ている。 地域の食品市場は、人口減少に少子高…続きを読む
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長野・山梨地区夏季特集:小売市場=オーバーストアさらに加速
特集 小売 2019.08.21甲信エリアの食品小売市場は、全国の地方商圏と同様に人口減少や少子高齢化が進み、消費基盤の弱体化が進む。食品スーパー(SM)やコンビニエンスストア(CVS)、ディスカウントストア(DS)、ドラッグストア(DgS)など、業態を越えたオーバーストアも加速。…続きを読む
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長野・山梨地区夏季特集:地域卸=地域力で事業・商品戦略強化
特集 卸・商社 2019.08.21川上の仕入れ原価上昇、川下は流通再編に伴う帳合競争と、激流にさらされる川中の地域卸。ナショナル卸や侵攻リージョナル卸との競合、「中抜き」流通の拡大などで、いつ水底に引き込まれてもおかしくない難局が続く。一方で、甲信エリアはローカルSMチェーンが強さを…続きを読む
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長野・山梨地区夏季特集:食品関連企業動向=高付加価値化の鍵は「健康訴求」
特集 総合 2019.08.21本紙は、長野・山梨両県に拠点を置く食品関連のメーカー、卸、小売業、外食業ら約120社を対象に、今年上半期の業況や現在の重点課題を聞くアンケート調査を実施。調査期間は7月1~31日、延べ47社(メーカー32社、卸7社、小売7社、外食1社)から回答を得た…続きを読む
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長野・山梨地区夏季特集:農産加工=「地域力」磨いてチャンスを捉える
麺類 特集 2019.08.21豊かな自然に囲まれた甲信エリアは、野菜・果実原料の宝庫。長野県は加工用トマトやエノキ茸、本わさび、山梨県はブドウ、モモなどの生産量で日本一を誇る。こうした農産物を原料にした農産加工は、地域の食品製造業を黎明期からリードし、日本ワインやなめ茸、こうや豆…続きを読む
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長野・山梨地区夏季特集:信州味噌・醤油=独自性・地域密着で大手に対抗
調味料 特集 2019.08.21「信州味噌」の地元・長野県は、大手メーカーから中小の製造業、「蔵」規模の醸造場まで約120社がひしめく味噌大国。同県の味噌出荷量は全国の約50%を誇るが、一部大手への偏重が年々進み、中小・小規模メーカーは苦戦が続いている。新たなニーズ、市場に向けて、…続きを読む
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長野・山梨地区夏季特集:信州そば・麺=変化に対応、需要基盤立て直す
麺類 特集 2019.08.21長野県の食を代表する「信州そば」。そのブランド力は全国に轟く。明治時代に長野市で誕生した乾麺、乾そばの製造量も、同県のシェアは全国の約40%を占め、製品分野でも県の食品産業をけん引している。ただ、08年は約2万tあった乾そばの年間製造量は現在、1万4…続きを読む