長野・山梨地区夏季特集
長野・山梨地区夏季特集:信州そば・麺=変化に対応、需要基盤立て直す
キク科の多年草「オヤマボクチ」をつなぎに使った富倉系の信州そば
長野県の食を代表する「信州そば」。そのブランド力は全国に轟く。明治時代に長野市で誕生した乾麺、乾そばの製造量も、同県のシェアは全国の約40%を占め、製品分野でも県の食品産業をけん引している。ただ、08年は約2万tあった乾そばの年間製造量は現在、1万4000t前後まで縮小。「夏場は、乾麺をゆでるのすら敬遠する」(メーカー)ような調理離れ、消費環境の変化に、需要基盤の立て直しを迫られている。
■おびな
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長野・山梨地区夏季特集
総合長引いた梅雨から一転、厳しい残暑が続く長野、山梨両県。初夏の天候不順が夏場の季節需要の立ち上がりに響き、熱気は地域の食品市場に及んでいない。地域が誇る豊富な果実・野菜も、日照不足の影響などで生育に遅れが出ている。 地 […]
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