長野・山梨地区夏季特集

長野・山梨地区夏季特集:卸流通=観光などダメージ甚大

卸・商社 2020.08.21 12101号 06面
展示商談会の中止が相次ぎ提案機会を奪われている食品業界(19年6月の酢徳総合展示商談会=軽井沢町)

展示商談会の中止が相次ぎ提案機会を奪われている食品業界(19年6月の酢徳総合展示商談会=軽井沢町)

 コロナ禍に見舞われた異例の上期。卸流通の業績は、市販用と業務用で明暗が分かれた格好だ。ローカルSMチェーンが強さを保っている甲信エリアでは、ナショナル卸が攻勢を強める中でも地元卸が一定の基盤を維持している。ただ、川下の流れは激しく、いつ水底に引き込まれてもおかしくない状況が続いている。観光需要が地域経済に大きなウエートを占めている長野、山梨両県。業務用卸は飲食店やホテル・旅館の営業自粛、学校休校に伴う給食の停止などが直撃し、4~5月にかけて「仕事をしたくてもできない」(関係

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    長野・山梨地区夏季特集

    総合

     長引いた梅雨から一転、厳しい残暑が続いている甲信エリア。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大と直面する異例の夏。富士山、軽井沢など国内有数のリゾート地を持つ長野、山梨両県にとって、観光需要を中心とした経済的なダメージは […]

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