長野・山梨地区夏季特集

長野・山梨地区夏季特集:地域卸=業務用のダメージ続く 独自商品・提案に活路

卸・商社 2021.08.18 12277号 08面
中止・見合わせが続く食品卸の展示商談会。再開への期待を裏切るようにコロナ禍は続く(19年10月ナガレイ「冬季フェア」=長野市)

中止・見合わせが続く食品卸の展示商談会。再開への期待を裏切るようにコロナ禍は続く(19年10月ナガレイ「冬季フェア」=長野市)

 長引くコロナ禍が重くのしかかった上半期の域内卸売業。業務用関連は地域経済に大きなウエートを占める観光業の低迷、飲食店の営業制限などで厳しい業況が続き、内食化を追い風に好調だった家庭用も「巣ごもり特需」の反動で価格競争に再び局面が移り始めるなど、陰りが見え始めている。

 ●マルイチ産商 独自商品戦略が鍵握る 開発・加工機能を強化
 中期経営計画「創造2022~変革を成し遂げ、更

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    長野・山梨地区夏季特集

    総合

     厳しい残暑が続く甲信エリア。新型コロナウイルスの感染拡大が依然として続く中、域内の食品業界は厳しいかじ取りを迫られている。本紙が長野、山梨両県の食品メーカー、食品卸、食品小売業、外食業を対象に行った調査では、昨年に続き […]

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