なめ茸・山菜加工特集2023

なめ茸・山菜加工特集:信濃産業 エノキ茸確保も困難に

農産加工 2023.12.01 12685号 07面

 エノキ茸の最大産地、中野市が拠点の信濃産業。「ガラス瓶に加え、価格と供給が比較的安定していた主原料・エノキ茸も確保が難しくなっている」と望月誠一社長。事業環境が大きく揺らぐ中、「今は安定供給の維持に万全を尽くす」と話す。
 エノキ茸の高値、供給減は、エノキ工場の動力費や人件費など生産コストの上昇と、それに伴う生産調整に加え、野菜価格の高騰で生食用の比重が高まっているため。「供給が需要を上回っていたこれまで状況が、逆になりつつある。ボトル容器の導入など

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • なめ茸・山菜加工特集2023

    なめ茸・山菜加工特集2023

    農産加工

     「ご飯のお供」を代表する、なめ茸。エノキ茸を醤油ベースで甘じょっぱく味付けしたポピュラーな味わいで、半世紀以上にわたり家庭の食卓などで親しまれている。その定番品が、変革期を迎えつつある。(長野支局長=西澤貴寛)

    詳細 >