第10回「食品ヒット大賞」特集=ハウス食品・ジャック、スナック開発ブームの口火
バーベキュー味、オニオンガーリック味……。味のサイクルが“宿命”のように変化するスナック市場。移り気な消費者の嗜好、なかでも子供を主体とする菓子分野では、当然のことかも知れない。 昨年度、そんな市場を“せっけん”したのが、「あっさり塩味」の豆スナック。長年にわたり、ポテトとコーンで制覇してきたスナック市場に風穴をあけ、その後の新素材スナック開発ブームの口火を切るヒットになった。その先鞭をつけたのが、ハウス食品の「ハウスジャック〈カリッとえんどう〉」だ。