西山商事、チルド部門充実、中元ギフト揃える

【名古屋】西山商事(株)(名古屋市中川区、052・437・8457)は11日、市内中区の愛知県産業貿易館で平成6年夏季謝恩乾物・食品展示商談会を開催、スーパー、CVS、ギフト専門店の担当者ら約五〇〇人が訪れ、夏場商戦に向けた活発な商談、情報交流が行われた。

同社の西山茂社長は「経済環境はますます厳しくなっているが、当期決算(8月)も前期比七%増を目標に励んだ結果、売上高三・五%増、金額ベースでは昨年並みが確保できる見込み。社員には新しいことにチャレンジしろと檄を飛ばしてきたこともあって、昨年冬季(歳暮)からCVSをターゲットとしてチルド商品を本格的に取り扱い評判も順調。今後もこうした協力メーカーさんの幅広い商品アイテムをさらに拡大していきたい」とあいさつした。

早朝から来場した有力販売先の卸店、ギフト専門店などの担当者らと情報交換、商談が交わされ、活気のある商談会となった。中元を控えているだけあって、来場者は“実用的で無難なギフトを集めてみました”をテーマとする同社PBブランド「マルヤマ」シリーズ(椎茸詰め合わせギフト二〇〇〇~五〇〇〇円、焼海苔四〇〇〇~五〇〇〇円など二五アイテム)や日清製油、リプトン、宝幸水産、UCC、浜乙女、白子のりなどの各種詰め合わせギフトやポッカ、カゴメ、ハウス食品などNB商品を手に取り、メーカー担当者から商品知識を熱心に聞く場面も目についた。

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