緑茶特集 栄西開山の建仁寺で中国産茶の木7本盗難
京都には茶の普及に極めて大きな位置を占める寺が三つある。一つは宋から帰朝した栄西禅師が開山した建仁寺である。二つめはその栄西禅師が茶の実三粒を漢柿形茶壷(あやのかきべたのちゃつぼ)に入れて贈った明恵上人の高山寺である。三つめは売茶翁といわれ、煎茶の普及に大きな役割を果たした高遊外が黄檗僧であった萬福寺である。隠元禅師の名とともによく知られている。 京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の総本山建仁寺は中国宋代をしのばせる四つの頭の茶礼が今も行われているが、こ
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