九州流通業界展望 卸売業界=九州南部の動きに注目、地元資本が確実に地盤

特集 卸・商社 1997.01.07 8148号 3面

卸業界の再編が早いテンポで進んでいる。全国的には昨年10月、松下鈴木とメイカンが合併し、伊藤忠食品が発足したのは記憶に新しいところで、商社を核とした卸のグループ化に形がつき、これはすでに終盤戦を迎えた。 内販政策の一貫として進められた、商社の卸系列化は今、詰めの段階に達し、ひとつの新しい秩序が生まれようとしている。大方、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事の三社の戦いに絞られてきた感が強い。 いち早く、まとまった菱食が全国をくまなくフ

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