穀粉・製菓原材料特集 旧態然体質からの脱出を 小澤製粉・小澤生社長に聞く
昨年からミニマムアクセス米の輸入が開始されたが思うように消費がのびていない。この背景には海外米が和菓子材料として不適格だと評価される固定観念にも似た現状があり、こうした旧態然とした業界の体質に早くから危機感を持った関係者もいた。文久元年創業、埼玉県八潮市に本社を持つ小澤製粉(株)の小澤薫生社長もその一人。同社は上新粉、もち粉を中心に白玉粉、最中種粉などを生産、海外でもタイに工場を持ち操業している。業界でも辛口の論客として知られる小澤氏だが和菓子業界の現状に対する憂いは人一倍。
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