ネスレ日本、「ゴールドブレンド」CMに初の女性

ネスレ日本(株)(神戸市中央区、078・230・7050)は三〇年目を迎えるネスカフェゴールドブレンドシリーズ「上質を知る人キャンペーン」の新キャラクターに史上初の女性を起用、銅版画家の山本容子が出演する新しいTVCMを9月上旬から全国で放映する。

「ネスカフェ ゴールドブレンド」は一九七〇年に始まった「違いがわかる男」、九一年から「上質を知る人」と三〇年にわたった長期キャンペーンを実施しており、初代の松山善三以来多くの文化人を起用してきた。

「ネスカフェ エクセラ」のキャンペーンは、世界の人々が生活の中でどのようにコーヒーを楽しみ、人生を豊かにしているかを一貫して描いてきたことに対して「ネスカフェ ゴールドブレンド」は日本人、日本文化の中にどうコーヒーが取り入れられているのかを描いてきた。日本人の価値観の変化を先取りしてきたこのキャンペーンは、日本文化への愛着を表現すると同時に、世界の人々に親しまれてきたコーヒーと日本文化の融合を表現してきたといえる。

今回のキャンペーンは三〇周年を迎える一九九九年から新しい未来への幕開けを予感させる二〇〇〇年へのキャラクターとして初の女性キャラクターとして銅版画家として高い評価を得ている山本容子を起用することになったもので、「自分の価値観を持ち、独創的で自立した生き方を実践する一人の女性として、女性が活き活きと活躍する新しい時代を象徴する魅力あふれる山本さんとともに、ネスカフェ ゴールドブレンドの上質な世界を描いていく」(同社)という。

TVCMでは、アトリエで銅版画の制作に没頭する彼女がネスカフェ ゴールドブレンドの豊かな香りに触発され、イメージが限りなく広がり、作品が鮮やかに完成するストーリー。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 広告 ネスレ

書籍紹介