茶類の輸入は中国茶紅茶に遅れをとっていた緑茶がドリンク需要の伸びに合わせるかのように九一年から増加基調に入り、九六年にはついに一万ｔに達する勢いを示した。九七年にはさらに増加して一万一〇〇〇ｔ台を記録したが、九八年には一転六〇〇〇ｔ台に逆戻りした。九万ｔ台を記録した九七年産の持ち越し在庫が多かったために茶価が大きく下落したことが要因だった。その余波を受けて、中国で合弁会社を設立して開発輸入を行っていた中国茶輸入の最大手（株）三明が倒産（九九年１月）するという事態を引き起こした
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