本紙食品ニューテクノロジー研究会講演、キッコーマン・本間茂氏
食中毒事故の多くは調理器具や作業者の手指を介した二次汚染が要因となっており、清浄度管理が事故防止に大きな役割を果たすことは古くから知られていた。 キッコーマンがこの点に注目し、リアルタイムで清浄度検査が可能な「ATPふき取り検査」の普及を目指した活動を始めたのは八〇年代の末であった。 ここでは、測定に必須な酵素「ルシフェラーゼ」の微生物生産をはじめ、小型軽量低価格の測定器の開発と普及など、さまざまな障害が取り除かれることによって
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