ご飯のお供にしたい新製品ランキング、食のプロ注目1位は食べないと叱られる!?ふりかけ

永谷園「チコちゃんに叱られる! <ふりかけ>」

永谷園「チコちゃんに叱られる! <ふりかけ>」

酷暑から脱し、朝晩は秋風を感じるようになった。そうなると湧いてくるのは「食欲」。新米のおいしい季節到来である。1膳目は白飯をそのままガッツリと食べ、新米の甘みを堪能する。そして2膳目。何かを合わせてもよいだろう。
そこで今回は、「ご飯のお供にしたい」新製品ランキングをお届けする。なおデータは、日本食糧新聞社が運営する食品業界向け会員サイト「食@新製品」から使用した。

【1位】幅広い世代から人気のキャラクター起用 「チコちゃんに叱られる! <ふりかけ>」

1位は、子どもからシニアまで幅広い世代から人気のNHK番組「チコちゃんに叱られる!」に登場するチコちゃんを起用した永谷園のふりかけである。

<おかか><さけ>各6袋、<たまご><やさい>各4袋の計20袋入り。弁当にぴったりのミニサイズで持ち歩きに便利。チコちゃん、キョエちゃんのおまけシールが1枚入っており(全24種)、子どもウケは必至だろう。

<おかか><さけ>各2.5g×6袋、<たまご><やさい>各2.5g×4袋(計20袋)で238円 (税別)。9月9日から全国発売中。

永谷園「チコちゃんに叱られる! <ふりかけ>」

【2位】人気持続中の麻辣風味「桃屋のしびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」

2位は“食べるラー油”「辛そうで辛くない少し辛いラー油」でおなじみ、桃屋の「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」。

人気の麻辣風味は、花椒、和サンショウ、唐辛子、ごま油、同社独自の「しびれて辛い香味油」をベースに、フライドガーリック、フライドオニオン、黒ごまを加えて香ばしく仕上げており、深いコクとほどよい苦みも感じられる。ラー油の中に漬かっていてもサクサクとしたフライドガーリックの食感が楽しめ、食欲もそそる。

ご飯にのせるだけでなく調味料として使えば、麻婆豆腐やよだれ鶏、汁なし担々麵といった本格的な四川料理も簡単に作ることができるので重宝しそうだ。

105g瓶でオープン価格。8月26日から全国発売中。

桃屋「桃屋のしびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」

【3位】高級感が漂うふりかけ「えびふりかにふり」

3位は、聞くとテンションが上がる人も多いであろう、エビとカニを手軽に食べられる永谷園のふりかけは、ローストした際の香ばしさや素材の特徴を生かしたご飯の進む味になっている。

焼エビのおいしさにこだわり、ローストしたエビの粉末やエビオイルを使用して、香ばしさを表現した<えびふり>と、焼いたカニ味噌の濃厚なうまみを、ローストしたカニの粉末やカニエキス、カニ味噌フレーバーで表現した<かにふり>のアソートタイプ。

パッケージにも高級感が漂う。エビとカニを大きく入れることで素材感が、金と銀ベースにすることで高級感が表現されており、なんともぜいたくな気分を味わえる。

<えびふり>2.6g×2袋、<かにふり>2.7g×2袋(計4袋)で 158円 (税別)。8月26日から全国発売中。

永谷園「えびふりかにふり」

【4位】食べたい分だけ作れる「プチッと鍋 <黒キムチ鍋>」

4位には、鍋の素がランクイン。エバラ食品工業「プチッと鍋」シリーズは、人数や好みに合わせて鍋を楽しめる“1個で1人分の鍋の素”として、1人分ずつポーション容器に入っている便利なアイテム。

“キムチ鍋”といえど黒いのは、イカスミが入っているから。魚介やイカスミのうまみ、にんにくのコク、コチュジャンの辛みが具材に絡みつく濃厚なキムチ味はやみつきになり、ご飯がすすむこと間違いなしだ。

忙しい平日をサポートする簡便、時短メニューも打ち出しており、多様化する消費者ニーズに対応している。

40g×4個で303円 (税込)。8月5日から全国発売中。

エバラ食品工業「プチッと鍋 <黒キムチ鍋>」

【5位】大人のためのちょっと贅沢なふりかけ「おとなのふりかけ <薫るトリュフ風味>」

5位は、永谷園「おとなのふりかけ」発売30周年を記念した期間限定アイテム。牛わさびをベースに、2種のトリュフフレーバーを使用。ローストビーフにトリュフを削りかけたような味わいを再現している。

このままでもおいしいが、同社はたまごかけご飯と合わせた外食店の人気メニュー“トリュフたまごかけご飯”を推しているのでぜひ試したいところ。

なお、同シリーズは日本食糧新聞社制定「平成30年度(第37回) 食品ヒット大賞」ロングセラー平成貢献賞を受賞しており、令和を迎えてなお、おとなのための”ちょっとぜいたくなふりかけ”を消費者に楽しんでもらえるようおいしさをとことん追求していくという。

3.3g×3袋で138円 (税別)。9月17日から全国発売中(秋冬限定)。

永谷園「おとなのふりかけ <薫るトリュフ風味>」

以上、食のプロが注目する「ご飯のお供にしたい」新製品ランキングをお届けした。人気キャラを使ったものや高級素材使用、濃いめの味付けと仕様はさまざまであるものの、どれもご飯に合わせたら止まらないウマさであることには間違いない。食べすぎには気を付けたい秋を迎えそうだ。

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