年末年始に体ケアできる新製品ランキング、食のプロ注目1位は「飲むのどあめ」

タマノイ酢「まるでのどあめ」

タマノイ酢「まるでのどあめ」

2019年も間もなく終わりを迎えようとしている。今年は災害をもたらす気象もあり、不安定な気候なども強く印象に残っている。そうなるとますます気を付けたいのが自分のからだのこと。常日頃から自分ケアをすることも忘れずにいたい。
そこで今回は、“からだケア”に着目して新製品ランキングをお届けする。なおデータは、日本食糧新聞社が運営する食品業界向け会員サイト「食@新製品」から使用した。

【1位】乾燥が気になる季節に新タイプの清涼飲料水「まるでのどあめ」

1位は、のどあめとドリンクがコラボした清涼飲料水。その名も「まるでのどあめ」。のどあめの爽快感やすっきり感に加えて、水分を同時に摂れるという設計だ。のどあめ市場は拡大を続けており、2018年度は前年比103.9%となっている。ますます乾燥が気になる季節を迎えるので取り入れてみるのもよい。

1本当たり、リンゴ酢5ml配合。かりんエキス配合。食物繊維入り。爽やかなはちみつリンゴ味だ。125mlで128円(税別)。12月1日から全国で発売中。

タマノイ酢「まるでのどあめ」

【2位】「ウコンの力」1本分の成分配合「亀田の柿の種 <カレー味>」

2位は、ハウスウェルネスフーズの「ウコンの力」とコラボした「亀田の柿の種」。なんと同品には「ウコンの力」1本分に含まれる、クルクミン30mg、ビサクロン400μgが配合されている。

ちょっとピリ辛なカレー味の同品は、チキンのうまみとスパイスの味付けに、ウコンを掛け合わせることでさらに深みを加え、つまみに好適な味に仕上げている。2月上旬までの発売。

50gでノンプリントプライス(参考価格138円税別)。12月2日から全国コンビニなどで発売中。

亀田製菓「亀田の柿の種 < カレー味>」

【3位】動物性原料不使用のヴィーガングルメ「家庭用ヴィーガンピザ <白い国のポテト>」

3位は、動物性原料不使用のヴィーガンピザ。海外からの訪日客が増えていることを背景に開発されたのだが、日本でも美容等を目的にこうした原料に気遣う女性もいるので需要はありそうだ。

独自のチーズ代替品などを使用し、これまでピザが食べられなかったヴィーガンの人でも楽しめる仕様にしている。スライスポテトとコーンをベースに、角切りの赤ピーマンをトッピング。北海道産ジャガイモのほくほく感が味わえるボリュームのあるピザだ。

1枚200gで500円(税別)。10月上旬から全国で発売中。

マリンフード「家庭用ヴィーガンピザ <白い国のポテト>」

【4位】1日に必要な栄養の1/3を簡単に摂取「All-in PASTA <バター香るコク旨和風たらこ>」

4位は、今年3月に発売され話題をさらった「All-in PASTA」の新フレーバー。同品には1日に必要なすべての栄養の1/3量が配合されている。日本人の多くが必要な栄養を十分にとれていない現代において、1日に必要な栄養素を簡単に摂取できる完全栄養食のニーズは高まっている。

麺は、1食分のパスタに13種のビタミン、13種のミネラル、タンパク質、食物繊維を配合。一般的な乾燥パスタと比較して糖質を30%オフし、タンパク質も25.2g摂取できる。ソースは、バターの香りが広がるコク深い味のソースで、タラコのうまみと風味ゆたかな刻み海苔が入ったタラコふりかけが添付されている。

99g(麺80g)で600円(税別)。11月11日から同社オンラインストアにて発売中。

日清食品「All-in PASTA <バター香るコク旨和風たらこ>」

【5位】自由が丘の専門店とコラボ「ヴィーガンヌードル <担担麺><酸辣湯麺>」

5位にもヴィーガン対応アイテムがランクインしているが、こちらはカップ麺ともう少し手に取りやすい形態だ。マクロビやヴィーガンを好む人に人気の東京・自由ヶ丘にある“T’s(ティーズ)レストラン”とコラボしている。

<担担麺>のスープは、練りごまをベースに、豆板醤と甜麺醤を合わせ、花椒が香るまろやかなでコクのある味で、チンゲンサイ、すりごま、大豆ミート、エダマメ、唐辛子、花椒のかやく入り。

<酸辣湯麺>のスープは、醸造酢とごま油を使用し、酸辣湯麺らしい酸味と辛みを表現し、ニンニク、ショウガ、椎茸で味を整えた。豆腐、コーン、チンゲンサイ、唐辛子のかやく入り。

どちらにも添加物を極力使わずシンプルな素材で作ったノンフライ麺が使われ、麺をすする際のスープの飛び跳ねを考慮し、麺の長さを通常品より短めにカットした点は女性に嬉しい配慮だ。

<担担麺>は67g、<酸辣湯麺>は66gで190円(税別)。9月9日から発売中。

ヤマダイ「ヴィーガンヌードル <担担麺><酸辣湯麺>」

以上、食のプロが注目する「からだをケア」する新製品ランキングをお届けした。一時の症状に対するケアももちろん大切だが、やはり常日頃からの食生活に向き合うことは重要である。近頃、肉料理がメインの食生活をしている筆者は、かねてより気になっていたヴィーガンメニューも取り入れて、健康に2020年を迎えたいと思う。

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