九州夏期特集
九州夏期特集:九州新幹線全線開業10年 経済基盤拡大で活性化 交流人口増え観光振興に広がり
熊本駅に入った「みずほ」
JR博多駅
福岡空港(国内線ターミナル)
◇地方経済総合研究所・津口幸裕総合調査部部長
九州新幹線が全線開業して10年が経過した。交通インフラとして人の流れに変化を与え、経済振興を支えて今日に至っている。開業当時から今日までの変化を、都市の成長や旅客流動、観光や企業活動、コロナ禍への対応など、経済活動を中心に探り、その効果や影響を、実際の統計などに基づき、中長期的な視点から検証していきたい。
●開業で経済的プラス
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九州夏期特集
総合豊かな自然を残す九州は面積で4万2231平方km、全国の11.2%、人口は1295万人(2016年国勢調査)、全国の10.2%を占める。 その地理的特性から中国をはじめとしたアジア諸国の文化が流入し、食嗜好(しこう)も […]
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