育児用調製粉乳・ベビーフード特集:子育て多様化進む 需要への対応商品登場で新たな局面

乳肉・油脂 特集 2019.03.08 11845号 08面

 出生数が100万人を割り込み少子化の傾向が続く中、育児用調製粉乳(育粉)、ベビーフードを取り巻く国内需要環境は厳しさを増しているが、自然災害の多発やインバウンド需要の下支えなどで育粉の生産量、一人当たりの使用量、輸出量は伸びている。ベビーフードについては、社会構造の変化による子育てスタイルも多様化し、さまざまな需要に対応する商品が市場に登場している。昨年8月に国内製造・販売が解禁となった乳児用液状乳(液体ミルク)も販売をスタート、市場は新たな局面を迎えそうだ。

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