正念場のチーズ商戦
正念場のチーズ商戦:価格改定色濃く 1世帯当たりチーズ消費金額4.3%減
総務省「家計調査」(二人以上の世帯)によると、22年1~10月までの1世帯当たりのチーズ消費金額は5323円で、前年比4.3%減で推移した。今年は大手メーカーが4月に1回目の価格改定を実施。特に第1四半期(22年4~6月)は消費への影響が大きく表れ、1世帯当たりの消費量も前年を下回った。
乳業大手3社の上期業績(22年4~9月)を見ても、雪印メグミルクが前年比0.8%減の274億円、明治(市販チーズ)が同8.8%減の135億円、森永乳業が同8%減の