雪印メグミルク、プレーンヨーグルトの「香り」に注目 認知機能活性化へ期待

雪印メグミルクミルクサイエンス研究所の村上葵氏

雪印メグミルクミルクサイエンス研究所の村上葵氏

小長井ちづる十文字学園女子大学准教授

小長井ちづる十文字学園女子大学准教授

小長井准教授による医学的手法を用いた脳波測定

小長井准教授による医学的手法を用いた脳波測定

 雪印メグミルクは、ヨーグルトの新たな価値の探求へユニークなアプローチを進めている。これまで、ヨーグルトでは整腸作用や、乳酸菌あるいは乳酸菌が産生する物質による健康への機能追究が行われてきており、同社ではプレーンヨーグルトの発する「香り」に注目。認知機能の活性化が期待される結果が示されており、今後のさらなる研究成果が待たれる。
 十文字学園女子大学の小長井ちづる准教授によると、「ヒトは理論上1万種類のにおいを嗅ぎ分けられる」とされる。中でも食品の香りに

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