内閣府が2月28日に公表した企業行動に関するアンケート調査結果で、25年度の食料品製造業の名目需要成長率が前年度調査の水準を上回るとの見通しが示された。小麦・大豆・トウモロコシなどの国際価格は24年初頭から落ち着きを取り戻しているが、円安や物流費・人…続きを読む
J-オイルミルズは4日、印刷大手のTOPPAN、環境配慮型の紙製品を手掛けるコアレックス信栄と共同で、使用済みの食用油紙パックのリサイクルシステムを構築したことを発表した。4月1日から、使用済みの食用油紙パックを資源ごみとする国内初の行政回収を、静岡…続きを読む
イオンのグループPB「トップバリュ」の24年度売上高は、1兆0800億円となる見通しだ(23年度は1兆0010億円)。25年度は1兆2000億円へと飛躍を図る。新価値創造を追求するメーンストリームの「赤ラベル」、コスパ重視の「ベストプライス」、オーガ…続きを読む
【新潟】県内トップの業務用食品卸・ネオテイクは11、12日、佐渡市「あいぽーと佐渡」で展示会「Food Service Festival 2025 佐渡」を開催する。 同社が毎年開催する恒例の展示会だが、今年は例年よりひと月ほど早く、2日間にわたっ…続きを読む
消費者庁が検討している商品パッケージ前面での栄養成分表示について、同庁が6日開いた有識者会議で、食品表示法に位置付けない緩やかなガイドラインとする方向性を固めた。食品メーカーの自主的な取り組みを促すためで、すでに独自で実施しているメーカーにも配慮した…続きを読む
農林水産省が集計した1月の農林水産物・食品輸出額は、前年同月比10.4%増の954億円余となり、6ヵ月連続で増加した。 穀物・穀物調整品(10.9%増/45億円)や嗜好(しこう)食品(5.5%増/93億円)が伸長。穀類の中でもコメ(28.7%増/8…続きを読む
セブン&アイ・ホールディングスは6日の取締役会でスティーブン・ヘイズ・デイカス社外取締役を代表取締役社長最高経営責任者(CEO)に就ける人事を決めた。井阪隆一社長は特別顧問に就く予定。5月27日開催予定の定時株主総会での承認後、就任する。 Step…続きを読む
味の素AGFは今春夏、高騰が続くコーヒー豆相場などによって変化する市場環境や多様化が進む生活者のインサイトへ、「スティック」カテゴリー強化で対応を図る。「スティック製品」が有するコーヒー豆を余すことなく活用する抽出技術や冷たい水にも溶ける水溶性、個包…続きを読む
生鮮野菜の価格が大幅に高騰する中、代替となる施設栽培野菜やカット野菜の市場が大きく拡大している。マーチャンダイジング・オン社運営のRDS-POS全国スーパー実績(販売数量)では今年1月、千切りキャベツが前年同月比37.6%、カット野菜のサラダ用同22…続きを読む
●異常気象影響も西日本善戦 日本穀物検定協会は2月28日、「24年産米食味ランキング」を公表した。最高ランクの「特A」が39産地品種にとどまり、40を割り込んだのは13年以来11年ぶり。記録的な猛暑と小雨に見舞われた前23年産米との比較しても4ポイ…続きを読む