乳粉や液体ミルクが出生数の減少にもかかわらず利用率が上昇している一方、フォローアップミルク市場は厳しい状況が続いている。乳粉などと異なり、子どもの成長において必ず必要とされるアイテムであるという認識が弱く、さらに価格改定の余波もあって購買が遠のいてい…続きを読む
育粉市場における乳児用調製液状乳(液体ミルク)の位置付けに、変化の兆しが生まれている。19年の国産品誕生以来、災害時への備えや外出時など、これまで粉ミルクの調乳が難しいシチュエーションで使用するアイテムとしての性格が強かったが、最近では液体ミルクを入…続きを読む
24年上期の乳児用調製粉乳(乳粉)市場は、前年に引き続き金額・物量ともに伸長している。15年に実施された「乳幼児栄養調査」では約4~5割にのぼっていた母乳育児への志向だが、共働き世帯の増加や、出産後の女性の早期復職、男性の授乳参加率の増加など、子育て…続きを読む
23年はダウントレンドに転じていた粉ミルク(調製粉乳)の輸出だが、24年1~7月は再び成長軌道に戻ってきたようだ。財務省「貿易統計」の同期間における調製粉乳輸出量をみると、前年比5.1%増の4818tと伸長。特に、東南アジア勢の回復が大きく、出生数の…続きを読む
出生数の減少にブレーキがかからない。厚生労働省が9月24日に公表した「人口動態統計(速報値)」によると、24年1~7月の出生数(外国人を含む実需ベース)は、41万5305人で、前年比5.1%減となった。23年通年での減少率と同等で、このままの傾向が続…続きを読む
出生数が減少の一途をたどる中、育児用調製粉乳(育粉)・ベビーフードの需要の潮目が変わってきている。子育てに対する考え方が変化し、それに伴い新しい意味での「利便性」が、商品選択の第一条件に躍り出てきた。「タイパ」「コスパ」といったキーワードが育児にも浸…続きを読む
キリンビバレッジは、免疫機能の維持・向上をサポートする独自素材「プラズマ乳酸菌」を使った商品群を拡充し、ヘルスサイエンス領域を強化する。「プラズマ乳酸菌」を配合した機能性表示食品「キリン iMUSE(イミューズ) グリーン」を11月5日に発売し、手軽…続きを読む
【中部】尾家産業東海北陸地区(溝口正則統括)の今期(2025年3月期)第2四半期売上げは、予算を上回るなど好調に推移している。溝口統括は「正式な決算発表前で概算になるが、当社6地区で最も進捗(しんちょく)が良い。前年比でヘルスケアが30%以上増、中食…続きを読む
●最優秀賞に養豚テックのEco-Pork社選出 クラダシとオイシックス・ラ・大地の投資子会社Future Food Fund社は、食に関係するスタートアップ企業5社が食とサステナビリティ課題への解決を目指すピッチコンテスト「Sustainnovat…続きを読む
鹿島食品は16日、茨城県神栖市の鹿島セントラルホテルで「2024年秋季総合展示会」=写真=を開催した。出展社は約130社、外食、製菓・製パン、メディケア、給食、惣菜など幅広い業態から約2000人が来場した。 出展メーカーの新商品を中心に、同社オリジ…続きを読む