食品ニューテクノロジー研究会、「食物アレルゲン除去に関するニューテクノロジー」テーマに28日開催

 ●鶏卵での成果取り上げ

 日本食糧新聞社主催の食品ニューテクノロジー研究会は、座長に機能水研究振興財団理事長・堀田国元氏を迎え、11月28日に東京・入船「食情報館」で講演会を開催する。

 近年、エピペン(アドレナリン自己注射薬)を携帯する子どもたちが増えていることなど、食物アレルギーへの関心が高まっている。原因食品は鶏卵、牛乳、小麦などで、中でも鶏卵の比率が高くなっている。鶏卵中のアレルゲン物質は、オボアルブミンとオボムコイドで、前者は、加熱でアレルゲン性がなくなるものの後者は耐熱性である。

 本セミナーでは、鶏卵のアレルゲン除去に関する新しいテクノロジーの成果を取り上げる。

 ▼日時=11月28日(木)午後1時30分~4時30分▼会場=食情報館(東京都中央区入船3-2-10、アーバンネット入船ビル4階)▼参加費=一般参加者1人1万6500円(税込み)、食品ニューテクノロジー研究会会員無料▼テーマ=「食物アレルゲン除去に関するニューテクノロジー」▼座長=機能水研究振興財団理事長・堀田国元氏▼講師=(1)「次亜塩素酸水による卵白アレルゲン除去効果に関する研究」岐阜大学名誉教授/愛知文教女子短期大学特任教授・高見澤一裕氏(2)「ゲノム編集によるオボムコイドフリー鶏卵に関する研究」キユーピー研究開発本部未来創造研究所機能素材研究部イノベーション技術研究チーム・チームリーダー・児玉大介氏▼問い合わせ=日本食糧新聞社事業本部、電話03・3537・1310、FAX03・3537・1071、https://bit.ly/3PBGKpn

 ※セミナーはWebでもライブ配信(Zoom)

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