食品産業文化振興会、「データで読み解く 最近の消費動向とこれから」テーマに9月17日開催
●ニッセイ基礎研・久我尚子氏が講演
日本食糧新聞社主催の食品産業文化振興会は、ニッセイ基礎研究所・生活研究部・上席研究員久我尚子氏を迎え、9月17日に東京・入船「食情報館」で講演会を開催する。テーマは「データで読み解く 最近の消費動向とこれから」。
ここ数年続く物価高の中で個人消費は力強さに欠けた状況が続いている。物価や賃金の予測から、年末にかけては緩やかに改善傾向を示す見通しだが、現在のところ、限られた可処分所得にメリハリをつけた消費傾向が見られる。例えば食品については、値の張る肉類は買い控える一方、価格が2倍に上昇したコメや利便性食品に対する需要は高く、物価高の影響を受けながらも、価値観や世帯構造変化に基づく需要の強さが混在している。
消費行動のデジタルシフトが進み、サステナビリティに関わる意識も高まる中で、消費や暮らしに関わるさまざまなデータを用いて、今の消費動向やこれからのニーズを読み解く。
▼会合名=食品産業文化振興会▼日時=9月17日(水)午後3時~5時▼会場=食情報館(東京都中央区入船3-2-10、アーバンネット入船ビル4階)▼参加費用=食品産業文化振興会会員企業:無料、プレ会員:1社1万6500円(税込み)▼テーマ=「データで読み解く 最近の消費動向とこれから」▼講師=ニッセイ基礎研究所・生活研究部・上席研究員久我尚子氏▼本セミナー推薦企画委員=ハウス食品グループ本社▼参加方法=当日来場またはWeb(Zoom)、後日アーカイブ可。申し込み=https://bit.ly/3PBGKpn▼問い合わせ=日本食糧新聞社事業本部、電話03・3537・1310、FAX03・3537・1071