B銘柄の価格高騰で、逆に値頃感の出た新潟コシヒカリ(コープこうべコープ北口食彩館)
実需サイドでニーズの高い、いわゆるB銘柄の逼迫(ひっぱく)と価格高騰が深刻だ。15年産から農林水産省などが推進してきた、需給均衡策としての飼料用米に作付けが転換されたためだ。産地銘柄でいうと、岩手「いわってこ」、秋田「めんこいな」、宮城「まなむすめ」などだが、この逼迫で青森「つがるロマン」や秋田「あきたこまち」、岩手・宮城の「ひとめぼれ」、山形「はえぬき」といった、各県主力銘柄だが生産量が多く、比較的リーズナブルな価格のコメに影響が及び、供給が困難な状況に陥っている。半面、