石垣食品、神戸物産と資本・業務提携 経営不振脱却狙う

飲料 ニュース 2010.06.16 10333号 01面
提携会見を行う石垣食品・石垣裕義社長(右)と、神戸物産・矢合康浩取締役兼STB部門長

提携会見を行う石垣食品・石垣裕義社長(右)と、神戸物産・矢合康浩取締役兼STB部門長

 麦茶を販売する石垣食品と業務用スーパーを展開する神戸物産は14日、資本・業務提携すると発表した。国内の価格競争や中国市場からの撤退で経営不振にあえぐ石垣食品は、神戸物産などに約1億円の第三者割当増資を実施し、設備投資と運転資金に充てる。神戸物産は石垣食品の株式23.61%を保有する筆頭株主となる。  石垣食品は「フジミネラル麦茶」などで市場に確固たるブランド力を築くほか、ビーフジャーキーや乾燥食品などを中国で製造。だが国内の過酷な価格競争や売上げ比率

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