ドキュメント3・11からの歩み(5)被災地に届けた12万枚 高政<1>

練り製品 連載 2012.02.17 10620号 01面
高台にある女川町立病院の駐車場から市街地があった場所を臨む。津波が襲ったそのときは、立っているこの場所も濁流の中にあった

高台にある女川町立病院の駐車場から市街地があった場所を臨む。津波が襲ったそのときは、立っているこの場所も濁流の中にあった

●従業員の決意 女川を救いたい 魚肉すり身と笹かまぼこ、揚げかまぼこなどの練り製品を製造・販売する高政(宮城県牡鹿郡女川町、従業員数167人、震災前の年商約20億円)は、津波によって壊滅的な被害を受けた女川町で、奇跡的に生き残ることができた数少ない会社の一つだ。震災の日、高橋正典社長は出張でミャンマーにいた。地元、女川の被害状況も、家族や会社の安否も分からず、NHKの衛星放送から送られてくる映像を見つめながら、遠い地で独り苦悶(くもん)していた。そんな

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