海渡る「MISO」 国外事業が活発化 継続的啓蒙と販促奏功

調味料 ニュース 2014.03.26 10982号 01面
マルコメの海外向け商品。海外での普及にはブランド力の強化が欠かせない

マルコメの海外向け商品。海外での普及にはブランド力の強化が欠かせない

 味噌メーカーの海外事業が活発化している。国内需要が減り続ける中、海外での地道な啓蒙(けいもう)活動とプロモーションが奏功し、独自の商品施策で新市場を開拓した。特に欧米と東南アジアへの輸出が好調だ。円安基調が続く為替相場や、「和食」のユネスコ無形文化遺産登録が追い風となり、13年の輸出実績は量・金額ともに過去最高を記録。2020年には東京でのオリンピック開催が決定したことで、今後さらに「MISO」への関心が高まりそうだ。=関連記事5~10面(涌井実)

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