第30回食品安全安心・環境貢献賞 SDGs対応の4社を選出

総合 ニュース 2021.09.29 12301号 01面

ノミネート企業の取組みを厳正に審査した選考委員会

ノミネート企業の取組みを厳正に審査した選考委員会

 日本食糧新聞社が制定する「第30回食品安全安心・環境貢献賞」(農林水産省・環境省後援)の選考委員会が8月27日に行われ、今年はSDGsを見据えた環境への取組みや持続可能な組織づくりで存在感を発揮した4社が選ばれた。選考会には牛久保明邦委員長(東京農業大学名誉教授)を含む計8人の委員が出席し、候補企業を厳正に審査した。表彰式は11月4日に東京・紀尾井町のホテルニューオータニ東京で「第54回食品産業功労賞」と合同で開催される。(涌井実)

 今年の受賞企業はイトーヨーカ堂、井村屋グループ、カザミフーズ、キミカの4社に決定した。

 イトーヨーカ堂は取引先や消費者、地域社会のハブとなり、PETボトルリサイクルを軸にしたサーキュラーエコノミーに取り組んだ。井村屋グループはCO2排出量削減など環境負荷低減を推進しながら企業価値を伸ばした点、カザミフーズは従業員の学びを通じてボトムアップ型の組織を構築し、品質を重視する企業風土を作り上げた点が評価された。キミカはSDGsにもつながる漂着海藻を有効活用したアルギン酸の製造で受賞した。

 同賞は食の安全・安心や環境保全、社会貢献などに積極的な活動と成果を挙げた食品関連企業を表彰するもの。今年で30回目の節目を迎え、SDGsやサステナビリティ、食品ロス削減、働き方改革など時流に沿った取組みを評価した。

 ◆選考委員(委員長以下五十音順・敬称略)

 ▽委員長=牛久保明邦・東京農業大学名誉教授

 ▽委員=荒川隆・食品産業センター理事長、池戸重信・宮城大学名誉教授、井上淳・日本チェーンストア協会専務理事、新宮和裕・チームみらい代表、村上秀徳・食品等流通合理化促進機構会長、森下研・持続性推進機構(エコアクション21中央事務局)顧問、杉田尚・日本食糧新聞社社長

 ◆第30回食品安全安心・環境貢献賞の受賞企業と受賞ポイント

 イトーヨーカ堂:消費者・取引先と実現するサーキュラーエコノミー

 井村屋グループ:企業価値向上と両立した継続的なCO2削減

 カザミフーズ:自主的改革による品質重視の企業風土づくり

 キミカ:漂着海藻を有効活用したアルギン酸の製造

最大30日間無料購読する

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら