サトウ食品、「切り餅」新CMに芦田愛菜を起用
サトウ食品は4月から、「サトウの切り餅」で新CMを順次全国放映している。今年も人気女優の芦田愛菜を起用し、明るく元気な振り付けで「ながモチフィルム」の特徴を紹介する。
もちカテゴリーは、巣ごもり需要による家庭内での食事機会増加に伴い、消費に変化が起きている。正月や年末だけでなくおやつや間食での喫食、麺類のトッピング、パスタなどの代替として昼食での利用も増加し、通年で食べられる機会が多くなった。
こうした市場環境下で、同社もち製品は「賞味期限が長く手軽に使える」という観点で支持が高まっている。最需要期を含めた22年4月期の第3四半期決算でも、一昨年の特需と同水準の売上げとなった。
指名買いを支えているのが「ながモチフィルム」。業界初の酸素吸収機能を持っており、つきたてのおいしさを24ヵ月保持。2016年から全商品に採用し、5年間で鮮度保持剤なしで透明の袋に入ったもちが当たり前として定着し、より多くの支持につながった。
今回の新CMでは、「ながモチフィルム」が「つきたての美味しさつづく!」秘密であることを訴求する。(山本大介)