VOICE:稲野達郎・大森屋社長 国産海苔守る協業を

 昨年の海苔の大不作を経験し、生産者の努力だけでなく、メーカーが国産海苔を守るために協力する必要がある。機械化や漁船の性能向上など、資金を出し合い生産者を支援しなければという危機感を感じている。海苔の生産では一番寒い時期に海に入り竿を立てる作業があるが、高齢化が進み作業ができず廃業も起きている。具体策はないが、海苔業界が基金を集めロボット化などできないだろうか。
 また、物流の2024年問題も間近だ。商売上は競合していても物流はそんなことを言っていられ

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