桃屋、「江戸むらさき」の売上げ回復を加速 のり平・鬼太郎の共演CM第2弾投下

「ごはんですよ! 妖怪会議篇」ラストカット

「ごはんですよ! 妖怪会議篇」ラストカット

 (株)桃屋(東京都中央区、03・3668・7842)は、「江戸むらさき」の売上げ回復をインパクト大のテレビCMを投下して加速させている。原料高騰による値上げで前9月期売上げは苦戦したが、今上期は全国キャンペーンなどを行って前年実績を上回った。4月からおなじみの「のり平アニメ」と「ゲゲゲの鬼太郎」が共演するアニメCMの第2弾などを投下して、下期へと勢いをつなぐ。

 新CMは「妖怪会議篇」として人気アニメの「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクターが「のり平」に変身する。共演CMの第1弾では鬼太郎と目玉おやじ、ネコ娘の3役だけが「のり平」化していたが、「妖怪会議」では主要キャラクターであるねずみ男や子泣きじじい、砂かけばばあ、一反もめんも一斉に「のり平」に変身。皆で「桃屋のごはんですよ!」をのせたご飯を手に食事するという、楽しい内容に仕上げた。

 「江戸むらさき」CMは実写版の「ごはんですよ!いつでもどこでも篇」「生のり 生のりとは篇」も投下。前者は「いつでもどこでも~」と印象的な歌にのせて「おいしいごはんには『桃屋のごはんですよ!』」と訴える。「妖怪会議」「いつでも」は、インパクトの強さで記憶に残る桃屋らしいイメージCM。一方、「生のり」は、春の新商品「江戸むらさき生のり」の品質を「天然素材のうま味だけ」「ちょっと贅沢な大人の味」と落ち着いたナレーションで説明する。

 「江戸むらさき」は昨年、原料の青海苔が平年作の倍増と価格が高騰して3月から商品を値上げ。店頭へ浸透するまで6月まで販促を自粛して、売上げは大幅減を余儀なくされた。行き過ぎた価格訴求を近年控えて売価が安定していたことが評価されて価格改定は7月以降定着。

 昨秋7月からは「鬼太郎」CMの第1弾を投下、今年3~4月にはクローズド方式の全国キャンペーン「シャキッと起きて、朝ごはん!」を行うなどして売上げを伸ばしている。冷凍ギョウザ問題に端を発した、流通・消費者のご飯食回帰の流れも売上げ回復を後押ししているとみられる。

最大30日間無料購読する

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら