キッコーマン、ブラジルで醤油生産 生産拠点築き南米展開
キッコーマンブラジル社の工場、1934年設立の日系企業から始まる
キッコーマンは11月から、ブラジルで現地生産したキッコーマン醤油を出荷する。2日に発表した。昨春に子会社化したアズマキリンの既存設備を活用。南米事業を本格化して成長ステージに乗せる。
南米は米国、シンガポール産のキッコーマン醤油を輸入、販売してきた。事業規模、出荷見込みは未公表だが、ローカルマーケットへの浸透、出荷増から現地生産に転じたとみられる。
ブラジル工場の前身は清酒や食料品の製販会社であるアズマキリン。20年3月に