These Days サンシャンシティプリンス、レストラン3店を改装
サンシャインシティプリンスホテル(東京都豊島区、03・3988・1111)は11月7日、ホテル地下一階の三つのレストラン「和食むさし野」「中国料理古稀殿」「レストランバイエルン」をリニューアルオープンした。これは、一六周年を迎えた同ホテルの全館リニューアルの一環で、客室・宴会場のリニューアルに続いて行われたもの。
今回の改装は、レストラン全体の営業面積、席数を増加させ、効率化、増収を目指すのが目的。今まで個々に設置されていたキャッシャーも一ヵ所に集約、省力化を図るとともに、レストランフロア入口に位置させることでインフォメーション機能をも兼ねる。
さらに、マーケットの和食志向への対応として「イタリアンレストランアリタリア」の営業をやめ和食堂を拡大営業。四レストランを三レストランにして効率化を図った。三店のリニューアル内容は次の通り。
◆「和食むさし野」=以前からあるすしカウンターと座敷の個室に加え新たにテーブル席九二席を設け、モダンで明るい雰囲気の和食堂となった。昼は一〇〇〇円の日替わり丼から五〇〇〇円の昼懐石まで、夜は旬の魚や吟味された素材を使った弁当や懐石御膳、鍋料理が三〇〇〇円~一万円で味わえ、ニーズに合わせていろいろなスタイルの和食を楽しむことができる。
◆「中国料理古稀殿」=空間を大切にしながら、金銀色を使った中国らしい内装に模様替えし、以前二部屋だった個室も五部屋に増やした。そのうちの四部屋については、室内の間仕切りを可動型にし、最大四〇人までのグループ利用にも対応するようになった。
広東料理の基本を曲げずに「新中国料理」を目指し、旬の素材を生かした料理に関しては、毎月メニューを替えていく。豊富に取りそろえたフカヒレや干しアワビなどの乾物は、入口近くのショーケースの中に展示されており、予約をすれば好きな乾物を使ってのリクエスト料理や、値段でのおまかせ料理を味わえる。
ランチは一二〇〇円~二〇〇〇円。特に「レディースランチ」は、スープ、ライスに週替わりのメーン料理、漬物とデザートまで付いて一二〇〇円とリーズナブルな価格設定。午後5時半からのコースメニューは、四〇〇〇円~一万二〇〇〇円。
◆「レストランバイエルン」=床を全面フローリングにし、テラスをイメージしたテーブル席を設けるなど、幅広くゆったりとしたカジュアルな雰囲気のブッフェ専門レストランになった。午前7時の朝食一八〇〇円からランチ一八〇〇円(午前11時30分~)、デザート一三〇〇円(午後2時30分~)、ディナー三九〇〇円(午後5時30分~)と、一日を通じてのブッフェスタイルで、好きな料理を好きなだけ楽しむことができる。
店内の鉄板焼コーナーでは、シェフが目の前でステーキや魚介類を焼きあげてくれるので通常のブッフェとは違った焼き立ての味を楽しむことができる。
12月からは、地方の特産物を生かした月替わりのディナーブッフェ(次回は「こだわり北海道フェア」)も開催。