子供も安心してカラオケ マクドナルド、装置付店増へ
マイクを持って離さないのは大人だけではない。マクドナルドに子供版カラオケ「マックソング」が登場して4ヵ月。従来あるものにあまり手を加えず集客アップを狙ったこの企画、思わぬ反響を呼んでいる。
2月22日、マクドナルド南砂町店、あや子ちゃんの七歳のバースデーパーティーに集まった子供達一六人。司会のお姉さんが「何歌いたい?」と聞くと「ガラガラヘビ!」「ガジャイモ!」とTVの人気番組の歌をリクエスト。マクドナルドではパーティーの準備、演出、司会をお姉さん(シスター)が行い、親は終わる頃子供達を迎えに来る。
当初、子供を対象に始めたマックソングがフタを開けてみたら、カラオケボックスに入りにくかった女子中学生、高校生グループの利用が思いのほか多く、利用回数の半分は学生。一ルーム何曲歌っても一時間一〇〇〇円(子供を含む場合五〇〇円)という価格も嬉しい。アメリカのマクドナルドからも問い合わせがあり、日本マクドナルドは今後騒音問題さえクリアーできればマックソング設備付き店舗を増やしていく方針である。