うまいぞ!地の野菜(46)宮崎県使ってみたい!とっておき野菜
(1)生産者名(2)所在地(3)電話番号(4)FAX番号(5)代表者名(6)生産品目(7)特徴(8)取引条件(宅配可・不可など)(9)生産者のコメント
●ズッキーニ
(1)JA児湯ズッキーニ部会(2)宮崎県児湯郡高鍋町北高鍋九九‐一(3)0983・23・4571(4)0983・23・2778(5)部会長・城吉信(6)ズッキーニ(7)外国料理の高級食材として昭和55年に導入。短期間で栽培できることから、ハウス栽培の輪作作物の一つとして平成4年ごろから本格栽培開始。カボチャの一種で開花間もない未熟果を花ズッキーニ、またズッキーニとして食用にする。栽培者五四人、栽培面積約一五ヘクタール、年間出荷量三五三t(8)主な出荷先東京・大阪の市場。価格は一箱(二キログラム詰め)一二〇〇円前後。宅配不可(9)洋風料理ばかりでなく、和風、中華風に煮る、炒める、揚げるなど幅広い料理に使えます。また栄養分もカロチン、ビタミンB1・B2・Cのほか、食物繊維も豊富に含んでいます。
●水田ごぼう
(1)JAはまゆう水田ごぼう部会(2)宮崎県串間市大字西方六五二四‐一一七(3)0987・72・0464(4)0987・72・4009(5)部会長・吉田健亮(6)水田ごぼう(7)平成2年から生産開始。品種は色白で香味の強い柳川理想、山田早生。一般のゴボウと異なり、三〇センチメートル程度の短根・洗いゴボウとして出荷される(8)出荷期間は12月~翌年4月まで。農協を通し県外市場出荷。宅配不可(9)若いゴボウのため香りよく、軟らかいのが特徴です。洗いゴボウのため、サラダ感覚で食べられるだけでなく、調理は簡単。残滓も少ない環境にやさしい野菜です。ゴボウには豊富な食物繊維を含むため、腸内の発がん物質の吸着作用や便通をよくすることから腸内の発がん物質の停滞時間を短くするメリットもあります。
●空飛ぶたまねぎ
(1)JA延岡たまねぎ部会(2)延岡市川原崎町二八一‐一(3)0982・23・1892(4)0982・23・1860(5)湯浅一弘(6)玉ネギ(7)かなり古くから栽培していたが、日本一の晴天を生かし、緑の葉をつけた全国で一番早い新玉ネギ「空飛ぶ新たまねぎ」として販売開始したのは平成12年から。品種はトップゴールド。一般的な丸いものではなく偏平品種。栽培法は9月上旬~中旬に播種、10月中旬~11月中旬に定植、1月下旬から収穫。栽培者九〇戸、栽培面積五ヘクタール(8)ゆうパックによる販売あり。期間は1月下旬から3月上旬まで。一パック八玉の二キログラム。平均価格一六〇〇円。これ以外に葉をつけない切球で市場向けに出荷もする(9)辛みが少なく、甘くておいしい新玉ネギは、サラダ、天ぷらなど幅広く使えます。
●青首大根
(1)JA宮崎中央(2)宮崎県東諸県郡国富町大字三名一二八三(3)0985・75・8730(4)0985・75・5265(5)販売部特産販売課・吉岡明徳(6)加工品・みやざきせんぎり大根(7)明治30年後半から本格栽培し、みやざきせんぎり大根として加工開始。専用の青首系大根は9月上旬に播種。10月中旬に収穫。12月上旬、せんぎり大根加工が始まる。水洗いした大根は、細かく刻み、竹で編んだスノコ「せんぎりなだ」に広げ、一昼夜寒風にさらす。仕上がったところで袋詰めし、鮮度保持のため大型冷凍庫に保存、順次出荷する(8)加工メーカーとの契約栽培。宅配は要相談(9)ビタミン、ミネラル、またレバーを上回る鉄分を豊富に含む自然食品です。煮物、酢の物、サラダ、鍋物など幅広い料理で楽しめます。