明治サンテオレ・お店紹介 神奈川・八景島店

1995.07.03 80号 11面

神奈川県・八景島駅から徒歩五分、島の中にある。FCオーナーである平沼商事(株)にとってはカラオケ店に次ぐ集客商売であり、飲食店は初めて。

同社の社長の意向から、店内はリゾート地ならではの凝った内装となっており、サンテオレの看板で入った初めての人はデッキ風の作りや天井にぶら下がる大きな魚にびっくりしながらもファストフードでマリンを満喫できる演出に大満足する。

「FR、FFは大衆路線で外食の基本。流行に左右されないので、初めてのトライだったが売り上げ、利益ともに感触はよい」。島は第三セクター運営のため、完全なリゾート地でもなく、島への出入りは自由。公園の散歩としての利用も多く、観光客の他に地元客も取り込んでいる。客層は団体では一〇代から二〇代前半、三〇代のファミリー。学校の遠足なども多い。平成6年度の島の入場人口は七六四万人で前年の八七%。オープン景気が落ち着いてきたこれからが本領発揮である。

場所柄ストックスペースや集中時のオペレーションのためにメニューアイテムを絞り込み、バーガー類は一〇品目を七品目に、ドリンクはMサイズのみ、ポテトはSとLでMサイズなしにしている。同店のキャンペーンは、島全体の統一キャンペーン参加が主で、デベロッパーや他店とのからみがあって思い切った販促が打ちにくいという制約がある。「将来的には活性化のためにメニューを増やす方向で考えており、GWや夏などの繁盛期は絞り込み、オフシーズンは増やすなど使い分けを考えている」と今後の戦略を練る。

売れ筋は(1)チーズバーガーセット(2)コロッケバーガーセット(3)フィシュバーガーセット。

◆同店担当課長=飯島英 ◆所在地=横浜市金沢区八景島 ◆坪数・席数=四三坪、九九席 ◆平均客単価=八九〇円 ◆オープン=一九九三年

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