山本純子のスゴイぜ!業務用冷凍食品(7)ラムウエストンジャパン「ワッフルカットフライ」
●魅せる!ローデッドフライ カリカリ&ほくほくが長持ち
さて、クイズです。日本人が一番たくさん食べている冷凍食品は何でしょうか?
コロッケ?うどん?(ブッブー)、チャーハン?ギョウザ?(ブブブー)
答えはポテト。昨年1年間で輸入量だけでも39万5000t、そのうち米国産は28万9000tを占めるダントツ人気です(財務省輸入通関統計)。ちなみに冷凍食品国内生産量のトップ品目はコロッケ、同レベルの2位がうどんですが、両品とも年間国内生産量が17万t余り(日本冷凍食品協会統計2018年)でポテトの半分以下と、比べようもありません。外はカリカリ、中はほくほく、塩味が付いていて食べだしたら止まらない。水分少なめ品種だからこそ楽しめる米国産のフライドポテトのこの味わいは、まさに日本人好みなのです。
その輸入ポテトのシェアナンバーワンがラムウェストンジャパンです。ラムウェストンは米国で今年創業70年。高速水流でポテトをカットする「ウォーターガンナイフ」を開発した革新的な企業です。
と、前置きが長くなりましたが、ポテトは今でも需要増が続いています。ハンバーガーチェーンの好調も一因ですが、新しい提案メニュー「ローデッドフライ(Loaded Fry)」の普及も人気を後押ししています。
ローデッド–聞き慣れない言葉ですが、「載せる、荷物を積む」といった意味。ポテトを並べてその上にドカッと肉系の料理やソース、チーズやチリなどホット系ソース、野菜系のラタトゥイユでも何でもOKです。ゴージャスになって「映(ば)え」るし、メニュー単価アップにも貢献し利益も上がるという、言うことなしのメニューなのです。
時間が経ってヘタれるんじゃないかという心配もご無用。ラムウェストンのステルス フライのシリーズは、ポテトスターチの見えないコーティングによって温かさとクリスピー感が長持ちします。しかも、今回ご紹介する「ワッフルカットフライ」は、網目状の見た目が楽しく、ボリューム感も出しやすい。表面積が多い分、カリカリ部分にソースがよく絡んでおいしいポテトです。
と、書いているうちにとてもポテトが食べたくなる、ファストフードに刷り込みをされた第一世代でした。
●商品概要
ラムウエストンジャパン「ワッフルカットフライ」
規格=1kg/袋×10
★ここがスゴイ!
へたれずボリューミーなメニューに