外食ラーメントレンド予測:エバラ食品工業「具入り 台湾まぜそばの素」
●昔ながらの醤油ラーメン回帰 ワンタン、汁なし麺に期待
商品開発部 商品開発三課 課長 杉山聖敏氏
多彩なラーメンが出尽くした中で、現在、昔返りのような風潮が見られ、昔ながらの中華そばである「ちゃん系」や、チェーン店のスタンダードな醤油ラーメンが人気を集めています。安心感のあるおいしさはもちろん、“安価”というのも人気の大きな要因ではないでしょうか。ラーメンの価格は今や1000円の壁を余裕で超えています。その価格に見合う説得力が必要で、例えばハマグリやエビなどの特別感がある素材でだしを取るなどの付加価値が求められている。そうしたラーメンは高価格ということからも、エンターテインメント的に楽しまれています。
一方、「ちゃん系」を筆頭に昔ながらのあっさりとした醤油スープのラーメンは価格帯もまだ800円程度を維持している店が多く、飽きの来ないおいしさから日常的なラーメンの選択肢として選ばれやすい。
そうした背景から、消費者は昔ながらの醤油ラーメンに回帰したり、エンターテイメント的に楽しんだりと二極化している、と捉えています。
そのほか最近、着目しているのは、汁なしのまぜそばと和え玉、そしてトッピングの「ワンタン」です。食材が高騰する中、コストがかかるスープを汁なしにしたり、チャーシューではなくワンタンを合わせたりすることで価格を維持。ボリューム感が増すことからも、消費者の人気を得ているようです。
●トレンドポイント
・娯楽で楽しむ高価格ラーメンと共に、日常的な醤油ラーメンの人気も高まる
・ボリューム感のあるワンタン具材が急増
●エバラ食品工業のイチ押し
「具入り 台湾まぜそばの素」
うまみと辛味の絶妙バランス
ニンニクのうまみと唐辛子を合わせ、大豆由来のそぼろを使用した具材感のある後を引く味わい。使用量が調節しやすく、トッピングで独自のアレンジもしやすい/規格=1kg(常温)
					
            
            
            
																					
																					
																					
																					
								
								
								
								










						
						