関西版:真のナポリピッツァ協会日本支部、新たに7店舗加盟を認定し計28店に、伝統の技競う

2008.07.07 344号 06面

 真のナポリピッツァ協会日本支部(東京都中央区、電話03・3660・3691)は5月28日、大阪市内の「スッド・ポンテベッキオ」で08年度の新規協会加盟店認定式を実施した。同協会日本支部の事前審査、本部技術員の最終審査を経て、同協会が定めた条件を満たし正真正銘のナポリピッツァを提供する7店舗に、ナポリの伝統的な道化師「プルチネッラ」がピッツァを焼くデザインマークとロゴ、世界共通の通し番号が入ったプレートと証書を授与した。

 同協会は本物のナポリピッツァを広く正しく普及させ、ナポリピッツァの価値を守り高めることを目的としている。ナポリピッツァの品質と伝統を守る条件とは、(1)生地に使用する材料は小麦、酵母、塩、水の4つだけ(2)生地は手だけを使って延ばす(3)窯の床面で直焼きする(4)窯の燃料はまきもしくは木くずとする(5)仕上がりはふっくらとして「額縁」がある(6)上にのせる材料にもこだわること。日本国内の加盟店は1年で7店舗が上限。今回は北海道のピッツェリア・エ・トラットリア・チェルボ、石川県のピッツェリア・サリーナ、福岡県のイル・ソル・レヴァンテなど7店舗が認定を受け、日本支部加盟店は28店舗となった。

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