中華料理特集 ミニ丼:ラーメン七志「どて飯」
◆名古屋のソウルフードと豚骨系ラーメンの絶妙なマッチング
豚げんこつを主材料に、じっくりと12時間以上かけてとった濃厚でまろやかな醤油豚骨スープと、太めの麺との相性が人気の「ラーメン七志」は、現在、東京、神奈川で13店舗、展開中だ。
人気サイドメニュー「どて飯」は、“どて煮”をご飯にかけた、名古屋のローカルフードを、七志の味に改良したもの。
一般的などて煮では、牛すじやホルモンを使うが、同店ではぜいたくにチャーシューを使い、大根、コンニャクとともに、八丁味噌で煮込んでいる。
八丁味噌の独特な甘みのある風味に、ネギと糸唐辛子のトッピングがアクセントとなっている。甘めの味付けは、子ども客からも人気があるという。
同メニューは名古屋に在住していたことのある、(株)ナナシフードサービスの河口俊郎常務取締役の考案によるもの。東京で食べられるのは珍しいと、名古屋出身のお客からも好評だ。
ほかにも、豚シャブに塩味のネギソースが特徴の「葱豚ごはん」(300円)や、ほのかな八角の香りとコクのある甘さが特徴の「角煮ごはん」(300円)といった丼メニューも人気だ。
◆「ラーメン七志」/経営=(株)ナナシフードサービス/本社所在地=神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-5-2/店舗数=「ラーメン七志」13店舗(2009年8月現在)