焼肉特集2014 サイドメニュー特集:ガッツ・ソウル「サルサカレー」

2014.01.06 418号 05面
食べ放題の一品のため、ライスは120gと少なめ。カレールウとサルサソースは分けて盛り、好みの辛さに調節できるよう配慮する

食べ放題の一品のため、ライスは120gと少なめ。カレールウとサルサソースは分けて盛り、好みの辛さに調節できるよう配慮する

 ●食べ放題の意外な人気商品 トッピングで辛さ自在に

 34品1344円、39品1659円、47品2079円という超破格値で焼肉食べ放題を提供して若者客に絶大な支持を集める「ガッツ・ソウル」。

 全コース共通の「ガッツ名物」と冠したライスメニュー「ちょいめし」は玉子かけライス、味噌明太ご飯、名物極旨ネギめしなど現在計6品。新作や期間限定など随時リニューアルを行っており、その都度食欲をそそる飯物が登場。肉だけでは飽き足らない若者客の腹を満たしている。

 中でも一部の客に熱烈なファンが多いのが「サルサカレー」だ。同店特製の「黒カレー」にサルサソースをトッピングしただけという極めてシンプルな一品なのだが、この味にほれ込んでリピートオーダーする客が続出。4人グループで16杯も注文した強者が登場したほどだ。

 焼肉とメキシコ調味料のサルサソースとの組み合わせも意外だが、鶏肉メニューではカレー味の「黄の鶏」やハバネロ味の「赤の鶏」などもラインアップ。ジャンルにとらわれない、いわばバーベキュー食べ放題的なメニュー構成が付加価値となって若者客にウケているのだ。

 ベースとなる黒カレーは、独自にブレンドしたスパイスと野菜、果物をじっくりと煮込んだもの。まろやかでコクがありながらしつこくなく、フルーティーで奥ゆきのある味わいだ。業者から商品化のオファーもあるほどの完成度の高さが魅力だ。

 肉食材の柱である豚肉や牛肉はオーソドックスな味付けで提供している。

 ●店舗情報

 「ガッツ・ソウル」/経営=ガッツ・インターナショナル/本社所在地=東京都渋谷区千駄ヶ谷4-29-12 北参道ダイヤモンドパレス306、電話03・5411・5101/開業=2003年/営業時間=午後4時~午後11時半(11時LO)、土・日・祝午後12時~、無休/客単価=1600円/坪数・席数=26坪・70席/店舗数=4店(2013年11月現在)

 1号店の「ガッツ・グリル」はステーキやハンバーグに手づくりのタコスを中心としたメキシコ料理を組み合わせて人気のステーキハウス。以降は食べ放題の焼肉業態「ガッツ・ソウル」に注力し、中野・高円寺・代々木・高田馬場の4店舗を展開。圧倒的な低価格ばかり目立つが、たれを店内で手づくりし、注文を受けてから肉にもみ込むなど、品質も追求している。

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