ジャム特集
2018年度のジャムの国内生産数量(日本ジャム工業組合調べ)は、5万1603tで前年比1.3%増となった。小売用は3万3776tで同1%増、業務用は1万7827tで同3.2%増となった。一方、輸入量が減少したことで、同年度のジャムの市場規模は、アヲハタの調査によると前年比微減の413億円。なお、同社では、17年度市場規模を314億円としていたが、18年から、データの対象を従来の60代までから70代まで拡大したことで、100億円規模で数値が上がり、今回も413億円となった。高齢層でジャムを楽しんでいる人が多いことがわかった。KSP-POSデータによる分析では、18年度ジャム・スプレッド市場は、数量ベースで1.9%減、金額ベースで0.4%減となり、単価の向上がわずかだが見られるようになった。(青柳英明)
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◆ジャム特集:18年ジャム国内生産 家庭用・業務用とも増加
スプレッド 特集 2019.05.222018年度のジャムの国内生産数量(日本ジャム工業組合調べ)は、5万1603tで前年比1.3%増となった。小売用は3万3776tで同1%増、業務用は1万7827tで同3.2%増となった。一方、輸入量が減少したことで、同年度のジャムの市場規模は、アヲハタ…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=明治屋 主力「果実実感ジャム」が好調
スプレッド 特集 2019.05.22明治屋の前期(19年2月期)ジャム類売上げは、前年比2%増と堅調に推移した。ブランド別概況は、売上げの7割以上を占める「果実実感ジャム」が同5%増と好調に推移。160gの小容量商品は、ノンシュガージャムなど競合品の影響を受け前年実績に届かなかったが、…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=アヲハタ 「まるごと果実」がけん引
スプレッド 特集 2019.05.22アヲハタの前期(18年11月期)家庭用ジャム・スプレッド類の実績は、前年比3%増で着地した。今期第1四半期(19年11月期・18年12月~19年2月)までの実績は、好調に推移。さらに、足下の5月までについても、「まるごと果実」シリーズが全体をけん引し…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=デイリーフーズ 高まるニーズ対応力
スプレッド 特集 2019.05.22●「発酵ジャム」など伸長 【長野】原料素材を発酵させた「発酵ジャム」シリーズなど独自性の高い家庭用ジャム、ラインアップ豊富な業務用アイテムを展開するデイリーフーズ。昨年4月に新工場が稼働し、ニーズへの対応力をさらに高めている。 「末端製品の移り変…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=信越食品工業 「りんごバター」新たな柱に
スプレッド 特集 2019.05.22【長野】「13年秋に発売したスプレッド『りんごバター』が、ようやく一人前に育った。イチゴ、ブルーベリー、マーマレードに続く新しい柱ができつつある」と信越食品工業の雨宮宏和社長は手応えを強調する。「いちごバター」などシリーズアイテムにも期待がかかる。 …続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=ソントン 今期、順調な滑り出し
スプレッド 特集 2019.05.22ソントンの前期(19年3月期)の家庭用ジャム類の実績は前年並みで着地した。今期に入り4月単月は、5月の大型連休の影響で、非常に高い実績を示しているが、5月に反動があるかを慎重に見極めている。 商品別の概況は、主力の紙カップの「ファミリーカップ」シリ…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=森食品工業 アンズ原料確保が鍵
スプレッド 特集 2019.05.22●ジャム全体は堅調 【長野】森食品工業が国内でトップクラスのシェアを誇るジャム、菓子類などのアンズ加工品。地元の長野県千曲市は国内最大のアンズ産地だが、生産者の高齢化などで収量減が続き、原料の安定確保が最大の課題だ。 今季も、開花は例年より早かっ…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=スドージャム ジャムの可能性に挑戦
スプレッド 特集 2019.05.22●「信州プリン工房」を開店 スドージャムの18年12月期実績は、前年並みで推移した。今期19年12月期1~4月の実績は、4月の売上げが5月大型連休の影響で前年比大幅増となっている。同社の成長をけん引する「信州須藤農園」ブランド「100%フルーツ」が…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=加藤産業 「カンピー」前年実績超え
スプレッド 特集 2019.05.22【関西】加藤産業のジャム・スプレッド類(カンピーブランド)の18年10月~19年3月の売上高は前年比3%増で着地した。 昨年からリンゴフレーバーが伸びると注力し、開発商品が2品とも好調に推移している。昨年2月に発売した、「りんごジャム780g」は、…続きを読む
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ジャム特集:主要メーカー動向=寿高原食品 地域に価値循環を
スプレッド 特集 2019.05.22●果実加工100周年 【長野】今年で果実加工の開始から100周年を迎えた、寿高原食品。地産アンズの加工を起点にリンゴ加工、ジャムや飲料の製造と事業領域を広げながら、歩みを遂げてきた。「感謝を胸に、商品を通じて地域、原料産地と価値循環を生み出していき…続きを読む