ジャム特集

菓子 2019.05.22
ジャム特集

 2018年度のジャムの国内生産数量(日本ジャム工業組合調べ)は、5万1603tで前年比1.3%増となった。小売用は3万3776tで同1%増、業務用は1万7827tで同3.2%増となった。一方、輸入量が減少したことで、同年度のジャムの市場規模は、アヲハタの調査によると前年比微減の413億円。なお、同社では、17年度市場規模を314億円としていたが、18年から、データの対象を従来の60代までから70代まで拡大したことで、100億円規模で数値が上がり、今回も413億円となった。高齢層でジャムを楽しんでいる人が多いことがわかった。KSP-POSデータによる分析では、18年度ジャム・スプレッド市場は、数量ベースで1.9%減、金額ベースで0.4%減となり、単価の向上がわずかだが見られるようになった。(青柳英明)