ごま油特集

乳肉・油脂 2019.09.20

 ごま油市場は18年も引き続き伸長、食用油屈指の成長分野として規模を拡大している。加熱用途に加え、家庭用を中心に「かける」「あえる」などの生食(生使い)需要が通年で増加。優れた風味や健康感も後押しし、市場規模は18年、家庭用で290億円(本紙推定)に到達した。19年も需要は依然好調で、生食調味料としての消費構成比も依然拡大し、初の300億円台の到達の可能性も十分。一方で、原料状況は悪化し、今後も不透明感が漂う。付加価値食用油の代表カテゴリーとして、コストに見合う価格形成は必須で、価格適正化を通じた健全成長が望まれる。(村岡直樹)