北海道流通特集

小売 2019.12.04
北海道流通特集

 ◆消費増税で消耗戦突入
 2019年5月1日から新元号「令和」スタート、10月1日から消費税10%へ増税と大変化の節目の年。中でも消費増税による消費者の買い控えから、食品スーパーを中心に消耗戦へと突入、デフレスパイラルも懸念され、これを契機に従来の同業者同士の提携ではなく「異業種結合」を見据えた動きも注目されている。
 道内流通再編では、1月にアークス・バローホールディングス・リテールパートナーズが「新日本スーパーマーケット同盟」発足、6月コープさっぽろ・中央スーパー業務提携、8月コープさっぽろ・サツドラホールディングスで包括業務提携に向けた協議を開始して12月末に締結予定、9月アークスがCGCメンバー伊藤チェーン(9店、宮城県)の経営統合を完了、そして来年3月にイオン北海道とマックスバリュ北海道が経営統合する。