RTD特集
RTD(レディー・トゥー・ドリンク)市場が躍進を続けている。20年も大手ビールをはじめとするメーカーが注力分野に掲げており、高アルコール度数のストロング系やレモンフレーバーが市場をけん引しそう。直近までは消費増税や予期せぬ新型コロナウイルスの感染拡大による家飲みの増加もあり伸長が続く。年間で13年連続となる伸びを達成するのは確実だ(本特集内、ケースは250ml缶×24本換算)(丸山正和)
-
◆RTD特集:13年連続伸長、躍進続く 高アルやレモンけん引
酒類 2020.04.08RTD(レディー・トゥー・ドリンク)市場が躍進を続けている。20年も大手ビールをはじめとするメーカーが注力分野に掲げており、高アルコール度数のストロング系やレモンフレーバーが市場をけん引しそう。直近までは消費増税や予期せぬ新型コロナウイルスの感染拡大…続きを読む
-
RTD特集:ブランドで見る19年市場 2強がしのぎ削る 「こだわり酒場」急拡…
酒類 2020.04.0819年のRTD市場をブランドで振り返ると、「-196℃ストロングゼロ」「氷結」の2大ブランドが引き続きしのぎを削るほか、「こだわり酒場のレモンサワー」の躍進が目立った。メーカー各社が発表する主要ブランドの年間実績のうち、大小合わせ7ブランドが2桁増を…続きを読む
-
RTD特集:キリンビール 3本柱の育成注力 10年先見据えて強固に
酒類 2020.04.08キリンビールのRTD事業は20年、「氷結」「キリン・ザ・ストロング」「本搾り」の3本柱の育成に注力する。「氷結」では限定品の投入を含む情報発信を積極化するほか、「ザ・ストロング」は中身とデザインを大幅に刷新する。 今秋から段階的な酒税改正が始まる中…続きを読む
-
RTD特集:サントリースピリッツ 16年連続で過去最高へ 食中酒提案を継続
酒類 2020.04.08サントリースピリッツは20年のRTD事業の重点施策に「-196℃ ストロングゼロ」「ほろよい」「こだわり酒場のレモンサワー」の価値訴求を掲げる。飲用頻度が高い食中酒としての提案をブランドごとに継続していく。20年年間ではRTD事業計で、前年比11%増…続きを読む
-
RTD特集:宝酒造 「焼酎ハイボール」好調 ファンと盛り上げ
酒類 2020.04.08【関西】宝酒造の19年4月~20年2月のソフトアルコール飲料の販売数量は、2367万ケース(250ml×24本換算)で、前年11%増だった。販売数量の約7割を占めるタカラ「焼酎ハイボール」が1687万ケースで同13%増と全体をけん引した。 タカラ「…続きを読む
-
RTD特集:アサヒビール 独自地位構築図る 競合他社と差別化加速
酒類 2020.04.08アサヒビールのRTD事業は20年、主力に据える「贅沢搾り」に加え、「もぎたて」「ウィルキンソンRTD」の3ブランドに注力する。併せて消費増税後に増え続ける家飲みニーズに対応し、業務用の老舗人気サワー「樽ハイ倶楽部」の缶アイテムを3月末に発売するなど競…続きを読む
-
RTD特集:サッポロビール 主力「フォーナイン」など 食との好相性訴求
酒類 2020.04.08サッポロビールのRTD事業は「99.99(フォーナイン)」と「男梅サワー」で、業務用・家庭用を連動したブランド訴求を展開する。 主力の「フォーナイン」は缶アイテムに加え、2月末から業務用樽詰(「プレーン」「レモン」の2種)の販売をスタート。「プレー…続きを読む
-
RTD特集:コカ・コーラシステム 「檸檬堂」に手応え レモンサワー定番狙う
酒類 2020.04.08コカ・コーラシステムは「酒場のおいしさに学んだこだわりレモンサワー」をコンセプトとする「檸檬堂」を19年10月に全国発売し、酒類のRTD市場に本格参入した。まるごとすりおろしたレモンをあらかじめ漬け込む「前割り製法」を採用したチューハイで350ml缶…続きを読む
-
RTD特集:チョーヤ梅酒 本格サワー2品発売 梅しっかりで飲みやすい
酒類 2020.04.08【関西】梅酒の総合メーカー・チョーヤ梅酒は、日本の梅文化を継承していくとともに、梅の持つ新しい可能性を追求し、より良く進化させたものを提供しようと取り組んでいる。市場のニーズに即した多彩な商品展開を図るとともに、新商品の投入で市場の新たな開拓を狙う。…続きを読む